個人向けローンの総量規制

政府は、個人向けローンの規制を改善するための改正貸金業法を618日に完全施行することを決定しました。カードローンやクレジットカードなどのキャッシングしている利用者は、今までどおりのキャッシングはできません。キャッシングできる総額は、年収の3分の1以下に抑えられます(このことを、総量規制の導入といいます。)また、キャッシングの利息は上限29.2%から20%に下げるとのこと。多重債務問題の解消を目指します。

また、今後専業主婦は夫と相談し、同意の上で借りられるようになります。消費者金融や大手クレジットカード各社は専業主婦に対しての貸し付けはやめることにします。独断で債務を重ねて、返済に行き詰ることのないようにとのことです。

個人向けローンの総量規制による混乱を抑えるため、政府は個人事業者が資金を借りる際には手続きを簡素にしたり、有利な条件への借り換えを促したりするなどの計画をしているそうです。

大手クレジットカード会社ではダイレクトメールなどでカードがいつ使えなくなります等のお知らせを事前にできるようですが、消費者金融の場合はこの対応が難しいとのこと。借金していることを家族に知られたくない人が多いそうですので、電話やメール、来店での対応となり時間と手間がかかるようです。誠実で信頼できる友人や家族に相談し、またプロのアドバイスを聞くなどして新たな対策をたてて、問題解決していきましょう。問題は必ず解消されると信じましょう。未来は希望に満ちています!

総量規制でクレジットカードどう変わるかこちらが詳しいですね

個人事業主などで所得を過少に申告している方は、今後は3分の1ルールによってキャッシング枠の確保が難しくなります。

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