専業主婦のキャッシング利用は大幅に制限されます！

2010年6月18日から改正貸金業法が施行され、専業主婦のキャッシング利用が大幅に制限されるようになりました。主婦が償還能力を超える負債を抱えるのを防ぐ目的があります。

所得があることを証明できない専業主婦は、自分の名前で契約している使用中のクレジットカードで、６月１８日からキャッシングが利用できなくなるということです。また、男性配偶者が専業主夫で収入がない場合も同じ規定が適用されます。

銀行系クレジットカード会社や貸金業者などの金融会社が、専業主婦に対するクレジットカード・消費者金融の利用を大幅に制限するということで、家族用に発券されたクレジットカードは従来のまま使用できるようです。この法改正はクレジットカードのキャッシング枠に影響がありますが、ショッピング枠に影響はありません。

アルバイトやパートなど、非定期的な収入がある場合は、所得証明を出せば年間所得の3分の1の範囲内で新規借入が可能です。また過度な借り入れを防ぐために、１つの金融会社からの借入金が５０万円を超過したり、複数の金融会社の借入金が１００万円を超過する場合、収入を証明する書類を提出することになっています。

今までは収入がなくても、配偶者の同意書などを提出すれば利用できましたが、今後はどんどん主婦に厳しいキャッシングになりそうです。
(税務申告上、所得の無い自営業者も注意が必要です)